導入企業の声

導入事例

職場の雰囲気が変わった。
社員の生活習慣が改善された。その取り組みとは?

株式会社イエムラ
代表取締役 家村秀也さん
宮城県名取市にて、ステンレス鋼によるビル建築用建材の製造を中心とした事業を展開する、株式会社イエムラさま。

今年、創業30年を迎える同社の2代目社長、家村秀也さんは、事業承継前から職場環境に課題があると感じていました。その課題をクリアにするために取り入れた健康経営プログラム。その背景には、一体何があったのか、お話を伺いました。


① きっかけについて教えてください。

私は2010年7月に事業を承継しました。社長に就任する前から、業界全体におけるパワハラや離職率の高さ、そして社員のメンタルヘルスなど職場環境に課題があると感じていました。そうモヤモヤしていた時に東日本大震災が発生し、有名な経営者の方々が県内に支援に来られる機会が増えました。私はその流れで著名な方の話を聞く機会が増えました。著名な方々の話で共通していたのが「従業員の心と身体が良好であれば職場のパフォーマンスは向上する」という事でした。
しかし当時は、それをどうしたら良いのか、どのように手をつけたら良いのか、わからないでいました。その後、ストレスチェックや健康診断の結果が悪い社員から、会社は「病院に行って」と言うだけで何もしてくれない。という声が出ていると報告を受けました。
こうしたことで、いよいよ何とかしたいと思っていた時にWAKさんから健康経営プログラムをご提案頂いたのが、この取り組みを始めるきっかけとなりました。

② 健康経営プログラムを導入したあと、どのような変化がありましたか?

会社全体としては、社内の雰囲気が変わりました。来社されるお客様や取引先様から職場の雰囲気が良いですね。と言われる事が多くなりました。
メンバー個人については、専門家から具体的に指導してもらえることで、社員全員がより健康を意識するようになりました。例えば、高血圧症の社員が、健康診断後の面談や相談を通じて、病院を受診し薬を飲むようになり、生活習慣が改善され、仕事中の疲労感が軽減されたと言っていました。
外部からの評価としては、2022年から継続して健康経営優良法人(中小規模法人部門)の認定を頂いています。

③ 会社が社員の健康管理を積極的に行うポイントはありますか?

健康意識は空気と同じで、仕事や日常生活を忙しく送っているとついつい忘れてしまいますが、個人が研修や面談等を通じて「あっ!」と気付くことがあります。だから会社としては、社員が行動に移しやすいように、背中を押して気づきを得る機会を作るべきと思っています。ただし、ひとりひとりのどこにスイッチがあるのか分からないので、いくつかの施策を組み合わせて、いつも背中をトントンしている状態が大事なのかなと思っています。
しかし、常にこの状態にしていくことは自社だけでは難しく、WAKさんのプログラムがあってこそだと思っています。
例えば、健康診断の結果について、過去4年分を経年比較して頂きました。見えなかった事が客観的に数値で見えるようになり、それをひとりひとりにフィードバックできるようになりました。また、提案頂いた健康診断の結果をもとに行う『健康キャンペーン』では、全員が健康診断の数値を意識するようになったり、身体の改善に取り組んだりと、自身の健康と向き合う意識が高まりました。このキャンペーンは好評で、毎年継続しています。
今後は、定期的に実施している『ストレスチェック』やエンゲージメントを測定する『ビジョンサーベイ』、そしてWAKさんが行っている健康アンケートを定量的に分析し、さらなる社員のココロとカラダの健康推進について様々な施策を実施していこうと思っています。

④ 社員の健康管理を外部に委託するメリットはありましたか?

誰がフィードバックをするのか、が行動を促すために大変相関があると感じました。
健康診断後の再検査や生活習慣の改善について、WAKさんから社員個人にフィードバックしてもらうことで行動に繋がっていると思います。
常に外部の専門家にサポートしてもらうことで全社員の意識が変化したのだと思います。
また、社員が自由に専門家に相談できる窓口があり、直接アドバイスを頂くことで、個人の悩みごとの解消に繋がっていると思います。社内のリソースだけでは解決しなかったと痛感します。
人事担当者にとってもWAKさんに計画の立案、研修テーマや事案を相談できていることで、会社として何をやらなければいけないのか、より具体的に計画の立案と実行がきるようになったと思います。

⑤ このサービスを、どんな会社に受けて欲しいと思いますか?

中小企業です。特に人事を社長一人が受け持っているような企業は、外部の専門家がいると社員に対するケアがより向上すると思います。また中小企業は、社員一人が欠けると業務の遂行に大きな影響が出るので。
他には、社員の健康と安全配慮の取り組みに不安がある会社です。特にソーシャルワーカーを多く雇用している会社は、社員のカラダの不調が表面に現れる前に、事前対応することが重要だと思います。

お忙しい中、ありがとうございました。

 

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