夏の休暇で、帰省や旅行の計画を立てている人も多くいるかと思います。人の移動、接触が増え、都心部はもちろん、地方へも新型コロナウイルス感染が拡大する懸念があります。
企業としては、社員が感染しないよう、感染拡大地域への帰省や旅行などのプライベートの行動についても注意喚起を行っていく必要があります。
企業でできる対策
- 従業員に向け「新しい生活様式」の徹底を改めて注意喚起する。
- 休暇時の帰省や旅行については、感染リスクをよく検討させる。
- 旅行中は「新しい旅のエチケット」に沿った行動を取るよう注意喚起する。
1.従業員に向け「新しい生活様式」の徹底を改めて注意喚起する。
<厚生労働省:新型コロナウイルスを想定した「新しい生活様式」の実践例>
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_newlifestyle.html
- 人との間隔は、できるだけ2m(最低1m)空ける。
- 会話をするとき、人との間隔が十分とれない場合は、症状がなくてもマスク着用。
- 手洗いは30秒程度かけて水と石けんで丁寧に洗う(手指消毒薬の使用も可)。
- 毎朝の体温測定、健康チェック。発熱又は風邪の症状がある場合は自宅療養。
3.休暇時の旅行については、感染リスクをよく検討するよう注意喚起する。
- 感染が流行している地域からの移動、感染が流行している地域への移動は控える。
- 旅行の1~2週間前から感染リスクの高い行動(下記表参照)を取らない。
- 旅行する際は、下記の表を参考に、感染リスクが低くなるように計画する。
- 帰省の場合、高齢者など会う人に重症化のリスクがあるかどうかも考慮する。
<旅行する時の検討事項>
https://www.tokyo-cci.or.jp/kenkokeiei-club/img/covid-19_mailmagazine_no26_01.png
<YAHOO!ニュース:Go To トラベル 感染を広げないためには>
https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20200724-00189644/
4.旅行中は「新しい旅のエチケット」に沿った行動を取るよう注意喚起する。
- 毎朝の体温測定、健康チェック。発熱かぜ症状時は、旅行に行かず、帰宅する。
- 会話をするとき、人との間隔が十分とれない場合は、症状がなくてもマスク着用。
- 交通機関内での会話は控えめにする。
- 食事中の会話も控えめに、会話は個室で楽しむ。
- 不特定多数の触れる場所(手すり、エレベータースイッチ、ドアノブ)を触れた後は石鹸で手洗いする(手指消毒薬の使用も可)。
- おみやげ選びは、触れずに目で選ぶ。
まとめ
一人一人が意識的に感染対策を行い、感染の拡大を防止しながら、楽しい帰省や旅行となるよう、気を付けていきましょう。