コロナ禍の中、仕事がテレワークに切り替わった。という方も多いでしょう。
この、慣れないテレワークによりストレスが増えたというお声を多く聞きます。
テレワークによる3つのストレス
- 慣れない環境によるストレス
- コミュニケーション不足
- 家族との関係で生じるストレス
この3つがテレワークで感じるストレスの大きな原因かと思います
慣れない環境によるストレス
自宅は、基本的に休息するスペースです。ですが、今回のコロナで急にテレワークになり、ネット環境やパソコン環境を整えないといけない。
また机や椅子がないため、床に直接座り、何時間もそこでパソコン作業をしている。気づくと、足腰が固まっていて、体が痛くなる。
会社にいる時と同じ量の仕事量があるのに、自宅のパソコンでは、作業環境も悪く、効率よく仕事が進まないこともあるかと思います。
コミュニケーション不足
オンライン上では、話をしようとしなければ、話をすることができませんし、画面に映ることでしかその人の状態を判断できません。
また、話をするタイミングが難しかったり、同時に話をしたときに、微妙な空気が流れ、相手を優先する。などがあります。
何気ない会話やその場の雰囲気を感じるのができないので、自然に話しをし、コミュニケーションをとることが難しいという問題があります。
家族との関係で生じるストレス
家はあくまでも、休息するスペースです。そこに急に仕事場を設けることにもストレスですが、その仕事により、家族が気を使い、静かに過ごさなければいけなかったり、行動範囲を制限されたり。
仕事をする方も、しないで家で過ごす家族も、両方が気を使い、時間が長くなればなるほど、ストレスがたまっていきます。
テレワークでストレスを減らすポイント!
会社側でやる対策と、本人ができる対策の両方があります。
会社側でやる対策
意識的にコミュニケーションを多くとる。
テレワークでは会社で顔を見て、仕事を行っているときと違い、周りの人の状況を目で見て仕事の進歩状況や今の自分のやるべきことを確認することができません。
そのため、上司、部下、スタッフ間で以下の内容を共有するようにしましょう。
- 現在の業務内容
- 業務の進捗状況
- 抱えている課題
これらを共有することで、今の自分のやるべきことが明確になり、テレワークでのコミュニケーション不足を補うことができます。
本人ができる対策
ポイントは、仕事とプライベートの切り替えをはっきりと行うことが必要です。
- 仕切りなどを使用し、生活する場と仕事をする場を区切る。
- お昼休憩は、PCから離れてしっかり休む時間を確保する。
- パソコン作業しやすい環境を整える。
- PCは視線よりもやや下にする。
- PC画面から40cm以上、眼を離して作業する。
- 1時間に10分程度の休憩を取り、長時間連続して行わない。
まとめ
テレワークでは、今まで経験のない新たなストレスに直面し、どう対処していいのか、わからなかったり、迷ったりするとも多いかもしれません。
対策のポイントとしては、会社側でできることと、本人ができる対策を分けて考え、コミュニケーション不足を補うために、連絡、報告等の情報交換を意識して行う。本人ができることとしては、環境を整えることと、仕事とプライベートの切り替えを上手に行うことになります。
ストレスに気づき、ストレスを感じたら、どう対処すればいいのか考える。これは、テレワークでも、出勤しても、共通する対処方法です。
皆さんも、ストレスを貯めこまずに、上手に対処して、このコロナ禍を一緒に乗り越えていきましょう。
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