コロナ禍の中、私たちの生活様式が変化し、仕事でもプライベートでも気を付けることが増えました。そのようなストレスが徐々に蓄積され、自分でも気づかないうちにストレスを貯めているケースも多いのではないでしょうか。
気づかないストレスで、最近頭痛がする。胃が痛い。などの身体症状が出たり、やる気が出ない。何をしても楽しくない。などの心理面での変化が出てきます。
少しでも早めに自分の症状や周りの人の何かいつも違う?に気づき、対処する事が大切になります。 今回はメンタル不調のサインとして、周りの人が気づくこと、自分で気づくことをお伝えします 。
周りが気づく7つのメンタル不調サイン
仕事の業務効率の低下
ミスが増えたり、いつもの仕事量なのに、業務が遅くなり、残業が増えるなどが目立つようになったら、不調サインかもしれません。
勤怠の変化
遅刻や早退が目立つようになります。急な体調不良で休むことが多くなったときは要注意です。
身だしなみや服装の変化
髪がぼさぼさでひげは生えたまま、ワイシャツがシワシワなど、以前とは違う身だしなみになっていることもサインの一つです。
周囲とのコミュニケーションの変化
飲み会に誘ってもこない、口数が減った。話すときの声が暗いなど、以前より人と関わらないようにしているなど、よく観察してみてください。
感情面での変化
イライラして怒りっぽかったり、落ち込んでいたりと、感情の変化が激しくなることも、サインの一つです。
体調の変化
最近急にやせた。仕事中も眠そうにしている。頭痛や腹痛など、体調が悪そうだ。こういったことが目立つようなときは、他の面でもよく観察してみてください。
食欲の変化
ランチに誘っても、来ない。お昼ご飯も、あまり食べていない様子。逆に、いつも食べてばかりいる。以前よりよく食べるようになった。など、食欲が無くても、あり過ぎても、メンタル不調のサインとして表れていることもあるので、食欲の変化にも注意が必要です。
周りの誰かが、このようなサインを出していたら、本人へ「最近どう?」と声をかけてみてください。何も話したがらないようなら、身近な上司へ相談してみてください。
会社に健康相談窓口があれば、そこへ相談してみるのもいいでしょう。自分一人で抱え込まずに、誰かに相談することが大切です。
自分で気づく11のメンタル不調サイン
悲しい、ゆううつな気分
何かあったわけではないけど、悲しく、気分もゆううつ。
何をしても興味がなく、楽しくない
前は楽しんで出来ていたことが、楽しくない。何をしても興味がわかない。
疲れやすい、だるい
少し活動しただけでも、疲れる。だるくて何もしたくない。
何もする気がしない(気分、意欲、集中力の低下)
集中力もなく、意欲がわかない。何もする気がしない。
寝つきが悪くて、朝早く目覚める
夜はなかなか眠れないのに、朝早く目が覚めるので、睡眠不足になっている。
食欲がなくなる
食欲がわかなくて、何も食べたいと思わない。
人に会いたくなくなる
誰にも会いたくない。一人でいたい。
夕方よりも朝が体調が悪い
朝起きたときが、だるくて体調が悪い。夕方になると少しずつ回復してくる。
心配事が頭から離れず、堂々巡りする
一つの心配事が頭から離れなく、グルグル回っている。次から次へと心配事が絶えない。
失敗や悲しみ、失望から立ち直れない
失敗や悲しみをいつまでも引きずって、忘れることが出来ない。
自分を責め、自分は価値がない感じる
自分なんて、価値が無いから、いなくなっても、何も変わらない。
このような感情が続くときは要注意です。相談しやすい誰かに話を聞いてもらいましょう。誰かに助けを求めることは決して悪いことではありません。一人で考え込まずに、誰かに相談してみましょう。
まとめ
メンタル不調のサインに気づくには、日ごろから、周りの人や自分に興味・関心を持つことです。
自分の心の健康状態は、良好なのか、不調なのか、何が原因なのか、どうしたらよくなるのか。体の体調を知るように、心の体調も理解できるように、常に自分自身を気にかけていることが大切になります。日ごろからコミュニケーションを多くとり、お互いの変化に気づけるように、気を付けていきましょう。
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