インフルエンザ、感染したら何日休むのが本当?
インフルエンザは学校保健安全法では学校を休まなければならない日数について、「発症後5日を経過」し、かつ「解熱した後2日を経過するまで」とされています。
しかし、労働安全衛生法では明確な規定がないため、社内のルールに従って休みます。そのため、衛生委員会等で「インフルエンザと診断されたときに何日休むか」と決め、社内ルールを定めておくとよいでしょう。
また、本人に限らず、家族がインフルエンザにかかった場合、どうしても感染するリスクが増えます。家族がかかった場合はどうするのかについても、社内で決めておいた方が良いでしょう。
免疫力が低下している高齢者、乳幼児、妊婦さんに関わるお仕事をされている方は特に注意が必要です。
インフルエンザはどのくらいの期間、感染するリスクがあるのですか?
一般的に「発症する1日前と、発症後約1週間、特に発症後3日間は感染力が強い」と言われています。
インフルエンザの潜伏期は?
1日~2日と言われています。
つまり症状が出ないうちから感染力があるということなので、感染拡大しやすいのでしょうね。
インフルエンザの症状
インフルエンザの症状は、高熱、頭痛、寒気、筋肉痛、関節痛、だるさ、食欲不振などの全身症状、その後は鼻水、鼻づまり、のどの痛み、咳などの症状がみられます。
ただ、ここで注意してほしいのは、インフルエンザの予防接種を受けている方は、高熱が出ない等、症状が軽く済むことがありますので、インフルエンザのかも?と気づかれないで、過ごされている方もいます。
予防接種を受けている場合は、症状が軽くても病院でインフルエンザの検査をされることをお勧めします。
早めの受診、インフルエンザの検査を!
また、その年によっては、微熱、悪心・嘔吐・下痢等の胃腸症状のインフルエンザが流行っていることもありますので、体調が悪い時は早めの受診とインフルエンザの検査をお勧めします。
※一般的な医療機関のインフルエンザ検査では、発症後12時間から48時間程度で検査を受けることが望ましいとされています。しかし、もっと早く判定できる検査キットを使用している医療機関もありますので、それぞれの医療機関に問い合わせするのがいいかと思います。
インフルエンザ症状が出てしまったら
早めの受診とインフルエンザの検査!
- インフルエンザの判定が出たときは、すぐに会社に連絡!(無理して職場には行かない)
- 自宅で安静(できるだけ個室)にし、水分を取りながら休養する。
- マスクは常に着用!
- 時々体温を測り、自分の体調を管理する
インフルエンザにはかかりたくないですが、万が一かかってしまったときは、以上のような対応をしてください。仕事のことは割り切って、休養に専念することが大切です。
無理して出社、学校に行っても、周りに迷惑がかかるだけです!
まとめ
かかりたくないインフルエンザ、予防接種して、できるだけ予防して、みんなで乗り越えましょう!
コメントを残す